50代セミリタイアで投資生活

50代無職、独身男のセミリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。

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アセットアロケーションに債券クラスは不要?

こんにちは、まるぞーです。

今日は私がインデックス投資を始めるにあたり、影響を受けた本2冊をご紹介します。

山崎元さんの「超簡単 お金の運用術」と、橘玲さんの「臆病者のための株入門」です。

 

  

 

まず橘玲さんですが、「世界中の株式市場をまるごと買う」というのが基本的な考え方です。この投資法には、世界経済が成長を続ける限り、長期的には世界の株式市場は上昇する、という大前提があります。

これに従えは、市場の規模に応じて、先進国株と日本株を、85%と15%の割合で持てば良いということになります。債券は含まれません。

一方山崎元さんの主張は、先進国株と日本株に、60%と40%の割合で投資すればよいとしています。やはり債券はなしです。

こんなに単純で良いのかと驚いてしまいますが、債券を持たない理由としては、マイナス金利下の現在、国債価格は上昇しないとのこと、もし持つなら投信よりも長期国債で、ということです。また外債は、リターンが小さいのに為替リスクがあるため必要ない、とのことです。

お二方のどちらにも共通しているのは、債券は必要ないということです。

この考え方は現在のインデックス投資においてかなり優勢なようです。

 

確かに、現在債券より株の方がリターンは大きでしょうが、果たして株にだけ投資してリスクは大丈夫でしょうか。

 

リスクを軽減するには、値動きの異なる資産に分散して投資するということだったはずです。

私はこの点がどうしても腑に落ちず、「月光! マネー学」にあった、国内外の株と債券に1:1:1:1の割合で投資する、という基本を捨てられません。

 

それで何度も言っているように、先進国株の割合を多くし、少しだけ外債を持つという今のアセットアロケーションになっているわけです。

 

さらに山崎さんは、ドルコスト平均法を否定しています。まとまった資金があるなら迷わず今すぐ全額を投資しなさいと言っています。

 

確かに資金を投資せず寝かせておくことは、複利の利益を取り損なうことになり、損かもしれません。しかし私は、一括投資したあとの暴落が怖くて、3000万の投資予定額を、毎月100万ずつに分けて投資しています。現在の投資額は合計で1500万ほど。あと1年五ヶ月で積立完了の予定です。

 

確かに損なやり方かもしれませんが、2月の株安を経験した今、資金を残しておいたことで、現在マイナスの損益となっていますが、これから安値で追加投資できると思うと、精神的なストレスは軽減されます。もし高値で全額投資していたら、かなりのショックだったと思います。

 

このように投資には、理屈ではなく、感覚的な部分もあり、自分でも理屈どおりにはできないところもあります。

また専門家によっても多少意見が違いますので、誰を信じて良いのかわかりません。

 

私はいろいろな意見を参考にしつつも、ある程度自分の勘も頼りに、恐る恐る投資していきます。これで良いという確信はありません。あくまで臆病者ですから、あまり大胆にならず、まだ様子見といったところです。

 

それではまた。

 

 

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