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中心性網膜炎

こんにちは、まるぞーです。

 

今日はこの前ちらっと触れた、私のもう一つのストレスからくる病気について、書いてみたいと思います。

 

それは目の病気で、病名は「中心性網膜炎」、正式名称はもっと長い難しい名前ですが、一般的にこう呼ばれています。

 

どんな病気かというと、網膜の中心にある「黄斑部」という、物を見る一番中心のところに、穴があいて(実際には網膜と脈絡膜の間に血液が漏れ出て溜まってしまう)、浮腫が出来てしまいます。それによって視野の中心部が暗く見えたり、ものが小さく見えたり、歪んで見えたりします。碁盤のマス目を見てチェックすると、真ん中が暗く、ぐにゃっとマス目がゆがんでいるのでわかります。

 

症状としては、「黄斑変性」という病気と全く同じです。黄斑変性は、進行すると失明に至る大変怖い病気です。治療はアバスチン注射いう、眼球に注射をして、黄斑部のむくみを取る治療ですが、あくまで対症療法で、毎月打たなくてはならず、手術になりますので、日帰りでできますが、術前術後のケアも必要になります。治療費もかなり高額で、ほんとに考えただけでお先真っ暗になる深刻な病気です。

ちなみに根治には、IPS細胞による治療の実用化を待たねばなりません。

 

幸い私の病気は黄斑変性ではなく、中心性網膜炎で、自然に治癒する良性の病気です。黄斑変性との違いは、新生血管が生えているかいないかの違いで、中心性網膜炎では、生えていません。

 

確定検査のために、蛍光造影剤を注射しての、眼底写真を撮り判断します。私も2度ほどその検査を受けました。

 

初めて発病したのは、今から10年以上も前の、41歳ころでした。

 

前に話した慢性前立腺炎に始まり、40歳を超えた頃から、今まで健康だった私は、急に病気に見舞われるようになりました。

 

その中で最も心配だったのがこの目の病気です。調べると、ストレスが原因でなる病気ということです。

働き盛りの若い人に多いそうですが、まさにその頃の私は仕事のストレスで、いっぱいいっぱいでした。

自然に治癒すればいいのですが、よくなるのに時間が掛かり、その間にストレスがあると、また悪化したり、治っても再発を何度も繰り返しました。

 

そんなことから、いつか黄斑変性になってしまうのではないかと、とても心配で、眼科には、悪くなくても、3ヶ月ごとに定期検診に行っています。

 

40~50代にかけて、ずっと再発を繰り返していましたが、仕事を休職してからこの2年間は、一度も再発していません。

やはりストレスがあるといっても、仕事のストレスは、今と比較にならないほど強いものだったのだと思います。

 

目の病気だけとってみても、仕事はもう限界でした。ただ辞めるという選択肢は、当時はなかったので、妹にも「死んでも辞めるな」と言われていましたので、ほんとに死または失明を覚悟で、頑張っていましたが、結局限界を超えて、精神を病んでしまいました。

 

病気のストレスも重なってか、時を同じくして、メンタルヘルス科にも通うようになりました。はじめは自律神経失調症でしたが、めまいで受診した耳鼻科でそう診断され、眼科で心療内科を勧められたのがきっかけでした。

 

目の病気はほかにも、上強膜炎、網膜裂孔(レーザー手術を受けました)などいろいろ有り、眼圧も高く、医師には言われていませんが、緑内障予備軍だと自分では思っています。

 

3ヶ月ごとの定期検診では、瞳孔を開いて眼底を見て、時々黄斑部の写真や、レーザー光線による断層写真を撮ったり、視神経の写真を撮ったり、視野検査をしたりします。

 

視野検査では、一部見えていないところもあり、視神経の断層写真でも、黄色信号のところはあるのですが、医師はあまり深刻ではなく、許容範囲だと言われ、緑内障とは診断されていません。むしろ黄斑部の方を心配されています。

 

こんな状態ですので、目に爆弾を抱えているといってよく、普段から目にはすごく気を使って生活しています。

 

紫外線が良くないようなので、テレビもパソコンも画面を暗くして見えるギリギリの明るさで見ていますし、外はもちろん、室内でも年中サングラスで生活しています。仕事をしているときはとっていましたが、今は寝るとき以外はサングラスです。

 

それから、黄斑変性の予防になるという、ルテインサプリメントも毎日飲んでいます。

 

そんなわけで、まさに病気のデパート状態の私ですが、目は命の次に大事なものなので、一番の危険因子、ストレスをできるだけかけないように、これからも無理な仕事はしないでいこうと思います。

 

セミリタイアは、実際のところリストラのようなもので、自ら進んでしたわけではありませんが、これでよかったというか仕方ないのかなあと思います。

 

今日は重苦しい話になってしまいましたが、お許し下さい。

 

それではまた。

 

 

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