ズボラ投資
こんにちは、まるぞーです。
今日は雨でしたが、図書館に行ってきました。
投資関係の本はもう読んでしまって、読む本がないと言っていましたが、今日久しぶりに新しい本を見つけたので、読んでみました。最近、少しずつ新しい本が入っているようです。
吊ら男さんの書いた、「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」という本です。
もう、表題を見ただけで、ほとんど内容が分かってしまいそうな本ですが、やはりそうでした。インデックス投資の入門書でした。
吊ら男さんは、人気ブロガーで、
というブログをやっていたので、私も以前から知っていました。
過去記事で紹介した、「20代怠け者」さんをはじめ、最近、人気ブロガーでこの手の投資本を出される方、結構多いですよね。
さて内容ですが、インデックス投資の入門なので、私もほとんどの部分は承知のことですが、前にも書いたように、80~90%のことは、誰もが同じ事を言っていますが、残りの10%に個性が出るというか、違いがあって、その部分が興味深いのです。
例えばこの本では、投資のキーワードとして3つのポイントを上げています。
「長期」「分散」「低コスト」の3つです。これはおそらく誰もが同じで、異論がないでしょうが、では実際、筆者がどういう投資をしているかというと、
日本株:先進国株:新興国株が、3:4:3の割合のアセットアロケーションです。
同じような人気ブロガーで、本を出している、20代怠け者さんは、8資産バランスでしたから、面白いですよね。基本的に同じ考え方で、専門的にインデックス投資を研究されている方でも、こんなにアセットアロケーションが違ってくるんですね。
さて、これに加えて、筆者の吊ら男さんの投資法の特徴は、積立投資であることと、暴落に備えて、現金の割合を多めに(約50%)持つということです。
最悪時の株の下げ率を、60%としています。
確か、山崎元さんは、30%だったように記憶していますが、60%の根拠は、リーマンショック時の下げ率だそうです。しかも年末時の比較ではなく、最高値と最安値の幅で見ています。
無リスク資産をどれくらい持てば良いかというのは、個人でそれぞれが決めることで、要は最悪の場合、1年で資産は30%目減りする可能性が有り、いくらまでなら耐えられるかというのが基準になるそうです。
リーマンショックは1000年に一度の暴落とも言われていますし、実際は日本株のみに投資しているわけではありませんので、ここまでの心配はしなくていいのかなとは思いますが、ちょっとだけ不安になります。(リーマンショックは世界株に影響していますが、筆者はあくまで日経平均が60%の下げ、世界株は50%の下げとしています。)
それでも私は今の投資の方針を変えようとは思いません。いつも同じですが、今のままの投資を継続していきます。(資産4000万のうち3000万まで投資に回します。)
それにしても、吊ら男さん、2007年から2017年の17年間で、1200万の利益を出したと紹介されていますが、すごいですね。ご自身も積立投資だったのでしょうか。
もし2007年に一括で投資していれば、もっと儲けられたのではないしょうか。
ただ投資金額が書いてないので、何パーセント儲けたのかはわかりませんが。
私も同じような本ばかり読んでいますが、まだ自分の考えや知識を確認するためにも、この手の本は読んでいきたいと思います。
ブログだと、量が多すぎて、また専門的すぎたりして、なかなか欲しい情報にたどり着くのが難しかったりしますが、こういった入門書は、丁寧にまとめられていて分かりやすく、とても良いと思います。やはりまだまだ書籍の利点もあると思います。
でも吊ら男さんのブログも拝見します。
それではまた。
*いまブログを見たら、こちらに載っていました。
吊られた男の投資ブログ (インデックス投資) : 2017年4Q 資産運用状況 (投資額/評価額公開中) - 目標未達成でFinish
元本: 2168万9640円
評価額: 3923万3333円
損益率: +80.89%
積立投資10年間でこれだけの利益って、ホントにすごいです。