50代セミリタイアで投資生活

50代無職、独身男のセミリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。

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債券不要論 VS 必要論 1

こんにちは、まるぞーです。

 

過去記事で、吊ら男さんの本を紹介してから、外国債券クラスが本当にアセットアロケーションに必要なのか、また迷い始めました。

吊ら男さんのアセットアロケーションでは、日本株:先進国株:新興国株=3:4:3となっていました。

 

私のアセットアロケーションでは、アクティブファンドが入っていますが、それを日本株と考えると、日本株:先進国株:新興国株:先進国債券:8資産バランス=3:4:1:1:1となります。

 

先進国債券への投資を仮にやめるとすると、その分を何に振り替えるかですが、候補は新興国株か、8資産バランスになります。

 

もし8資産バランスへの投資もやめて、新興国株に振り替えると、吊ら男さんと全く同じアセットアロケーションになります。

ただ私の感覚では、新興国株の割合が30%というのは、ちょっとリスクが高すぎる気がします。

 

世界の株は今や連動して動きますから、下げた時は全て下がるはずです。そうなると債券が株とは逆の値動きをして、リバランスによって値動きの振れ幅を軽減できるというのが、従来のセオリーでした。この考えがあるので、私は国内債券はアセットアロケーションから外したものの、先進国債券だけは残しておいたのです。

 

ただ、年率リターンが低すぎると、いくら逆の値動きをするといっても、あまり持っている意味がない、というのが現在の債券不要論です。それよりはリターンの大きな株式クラスに投資したほうが良いという考え方です。

 

そこで私は、私がなぜ先進国債券を残すという結論に至ったかを、もう一度過去記事を見直しながら、その思考のプロセスを再確認しようと思いました。

 

そしてもう一度、私の読んできた本や、ウェブサイトなどを確認して、はたして債券が不要なのかどうか再検討してみようと思います。

 

インデックス投資は一度始めてしまえば、基本的にやることがありませんが、アセットアロケーションで90%決まるとも言われていますので、債券クラスを入れるか入れないかは、極めて大きな問題です。

 

今すぐに結論は出ませんので、これから何回かに分けて、私の思考の過程を記事に書きながら考えてみたいと思います。

 

読者の方にはうっとうしいかもしれませんが、私自身が納得して結論を出すすために、言葉にして思考のプロセスを記録しておくことが、今後の役に立つと思われますので、お付き合い願います。

まずは、私の過去記事を確認してみます。

maruzokun.hatenablog.com

 

この記事の中で、私は以下のように書いています。

話は変わりますが、先日紹介した20代怠け者さんの本によりますと、1996年から2016年までの20年間で一番上がった資産クラスは、

新興国債券と外国リートで、ともに年率平均10%の上昇でした。

先進国株式は8%、8資産バランスファンドは6%です。

国債券が5%、国内債券が2%、日本株は1%だそうです。

 

ここにあるように、ほぼ直近の20年間で、外国債券(先進国債券)の平均年率リターンが、5%あるというのは、十分投資対象になると考えられます。これが例えば、国内債券のように2%の利回りだと、低すぎて、いくら株と逆の値動きをするといっても、儲からないと思えます。

 

問題は、果たして今後もこのリターンが期待できるかどうかです。国内債券はおそらく直近ではさらに利回りが低くなっており、今後も上昇は期待できないばかりか、暴落の危険さえあると考えられます。

 

それに対して、先進国債券はどうでしょうか。山崎元さんは、先進国の債券も金利の低下で国内債券と同じリターンしか期待できないと言っていますが、私の頭ではよく理解できません。

 

アメリカも金利を上げていますし、データを見る限り、まだ先進国債券の期待リターンは、十分投資する価値がある水準のように見えます。

 

これが私が先進国債券をアセットアロケーションに残した理由です。

 

いまでもまだ、上げ下げのブレ幅の大きさ、つまりリスクを考えると、新興国株よりも、先進国債券にも分散させた方がいいのではないかと思います。

 

今日は長くなるので一旦打ち切ります。まだ結論にはいたりません。さらにリサーチをして検討を続けたいと思います。

 

それではまた。

 

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