ミッシングワーカー
こんにちは、まるぞーです。
今日もテレビ番組の話題です。ちょっと前ですが、NHKスペシャルの「ミッシングワーカー」という番組を見ました、
40代、50代で仕事をしていない人が、なんと6人に1人の割合でいるそうです。
そのうち、無職期間の長期化により、ハローワークにも登録せず、求職活動をあきらめてしまった人、いわゆる労働市場からも消えてしまって、失業者と呼ばれない人のことを、ミッシングワーカーと呼ぶそうです。
番組で紹介された人たちは、以前にもNHK の番組で見たことのある、顔なじみの人たちでしたが、50代が多く、独身男性が多かったです。
ですから私の現状と近く、またしても我が事として、自分と重ねて見ていました。
仕事を失った理由は、介護離職が多いようです。これは私と順番が逆です。私も80代の両親を抱え、要介護になるのも秒読みになっている現状ですが、私の場合、介護が理由ではなく、先に仕事を辞めてしまいました。
ただ順番が逆であろうとなかろうと、これから親の介護になれば、状況は同じです。
問題は、番組に登場している人たちが、お金の面で、親の年金を頼りにしてしまったことです。
そうすると、介護が終わっても、親亡き後、生活が困窮するのは自明のことです。
これが、彼らミッシングワーカーたちの最大の問題だと思いました。確かに番組を見ていると、こうなってしまうのも仕方ないと思わせられますし、同情しますが、やはり十分な資金がなければ、介護離職はしてはいけないというのがよくわかります。
一度仕事を離れてしまうと、再就職は難しいです。特に50代でブランクがあっては、なおさらです。
ですから、私もこのままではミッシングワーカーになってしまう可能性が大きいです。
番組に登場する人たちを見て、明日は我が身だと思うとぞっとしますが、私の場合は幸運にも自分のお金で生活していくだけの蓄えがあります。それだけが支えですが、それが本当に大きいと思います。
ですから、親亡き後、孤独でさみしいのは同じですが、生活が破綻することはないと思います。
40代、50代を合わせて中高年としていますが、40代と50代では 少し状況が違うのではないでしょうか。
40代だと、まだリタイアには早すぎますし、資金も底をつきかねません。しかし、50代、しかも後半なら、もう無理に働かなくてもよいのではないでしょうか。もちろん蓄えがあればという話ですが。
私の場合も、たとえ仕事がなかったとしても、何とか生きていくことは可能だと思われます。
ですから問題は、何をやって生きていくかということです。セミリタイアブロガーの皆さんは、やりたいことがあって、それをやるためにリタイアしている方が多いと思いますが、私の場合、特にやりたいことがないのです。
毎日図書館に行っていますが、特に読書が趣味というわけでもなく、最近は読みたい本がなくて困っています。
図書館に行っても、まったく楽しくありません。ではどうしたら人生を楽しめるのか、これがわからず迷っています。参考にしようといろんなブログを見ているのですが、やはり人は人、自分は自分、人が楽しいと言ってやっていることを真似したら楽しいかというと、そうでもありません。
やはり自分で探すしかありませんね。
資産運用は楽しいのですが、何せインデックス運用にしてしまったので、毎日やることがあるわけではありません。どうしたらいいのでしょうか。まだまだ悩み続けます。
それではまた。