理想のアセットアロケーション
こんにちは、まるぞーです。
今日も図書館に行ってきました。昨日も読んだ、「週刊 東洋経済」をまた読みました。
今週号は、定年後のお金の話で、何かと興味深い内容でした。
年金のことや、定年後の仕事のこと、さらに介護のことなど、私の現在の関心事であることばかりで、身につまされる内容でした。
ただしどれも読んでいて気が重くなる内容ばかりです。特に介護のことなど、精神的な苦痛もあれば、お金の問題もあります。でも切実な問題なので仕方がありません。
いやでも時は経ち、老後を迎えます。その前に親はどうなるのか。考えると憂鬱になりますが、だれもが避けては通れない道です。仕方がありません。
そんな中、唯一明るくなれる話題が、やはり投資です。他の項目は絶望しかありませんが、投資には希望があります。
実際今の私の生活を考えても、暗いことばかりで、絶望的ですが、唯一の希望はやはり投資です。
さてこの雑誌の中で、投資について書かれている部分で、一番気になったことを紹介します。
モーニングスター社、代表取締役社長の、朝倉智也さんが言っているのですが、「インデックス投資のポートフォーリオにおいて、投資が長期であるならば、債券への投資は必要ない、株式のみの運用でも構わない。」そうです。
これは私もすでに納得の了承済みです。ところがその朝倉さんが推奨するアセットアロケーションは、日本株:先進国株:新興国株=2:5:3というものです。
日本株を少ない配分にする理由は、これから先日本の経済成長は鈍化すると予想されるからで、新興国は逆にこれからの成長が期待できるので、割合を多くする、というものです。
これには私はちょっと納得しかねます。
また別の専門家は、日本株:先進国株=1:1でよいとしています。理由はおそらく山崎元さんと同じで、日本で今後生活する以上、インフレリスクに備える必要がある。それには日本円建ての資産を半分持つべきで、株こそはインフレに強い資産だということです。
またこれには、日本株の期待リターンと先進国株の期待リターンをほぼ同じとみるデータを前提としていることもあります。
はたしてこのデータは正しいのでしょうか。過去の株価の変動のグラフを見た限り、私には圧倒的に先進国株の方がリターンが高いように見えるのですが、これは見え方の錯覚でしょうか。
たぶんそうなのだと思います。ただし1996年から2016年までの20年では、先進国株8%の年平均リターンに対し、日本株はわずか1%というデータもあります。
それがたぶん日本株に対する印象を悪くしているのでしょう。
では私はどうするかですが、そこがまさに、いまだに私が決めかねていて、迷っているところです。
今の考えでは、日本株:先進国株:新興国株:8資産バランス=3:5:1:1ですが、これが日本株:先進国株:新興国株=3:5:2にしようかどうかで迷っているところです。
ただし日本株の割合は30%と決めています。これは50%と20%という意見がある中で、ちょうど真ん中を取った形ですが、やはり私にはどちらが正しいかの判断ができません。
それに割合は少なくても、新興国株も0にはしたくないという強い気持ちはあります。
やはりアセットアロケーションは難しいです。なかなか自信をもって確定することができません。
まだ当分悩み続けそうです。
それではまた。