母の白内障手術
こんにちは、まるぞーです。
今日は母親の白内障手術の日です。
朝、眼科へ連れていきました。午前中に検査をして、手術は午後の2時だそうです。
夕方5時にまた眼科へ迎えに行きます。
きょう左目の手術をして、来週の火曜日に、今度は右目の手術をします。
明日、あさっては、術後の診察のため、朝早くにまた眼科へ連れて行かなくてはいけません。
片目が見えるので、全く歩けないことはないのですが、母は足腰が悪く、元々一人で歩くのが困難ですので、私が補助しないといけません。
こういう時、私が無職でよかったなあと思います。
もし働いていたら、仕方がないのでタクシーで行ったでしょうが、病院の中でもトイレに行ったり、いろいろと一人では大変なことがあります。
今年は母の頚椎の手術での入院と、今回の白内障手術があり、私が何度病院へ送り迎えしたかわかりません。
入院中は父の面倒から、家事全般もやりました。
今日も母は家事ができないので、夕飯の支度から洗い物まで、すべて私がやらねばなりません。
まあ介護離職のようなものですね。
たまたまですが、ほんとに無職でよかったです。母も喜んでいます。
しかし父親はまだ私が退職したことを知りません。
いつも病院へ送り迎えしていますが、前に一度だけ「今日は仕事はいいのか?」と聞かれました。
「今日は有給取ったからいいよ」と答えておきましたが、それで疑わずに信じ込んでしまうあたり、父もだいぶぼけてきたと思います。
さすがにこんなに頻繁に母を病院へ連れて行くなんて、普通の会社員だったらできませんよ。
さて白内障手術ですが、父が経験済みなので、母もちっとも怖がったり不安に感じていません。
自分のことよりも、家の家事のことを気にかけています。
ほんとに母は強い人だなあと思います。
それに比べて私はなんて臆病で、気が小さいんだろうと情けなくなります。
どうやらその性格は、母ではなく、父に似たようです。
父は大きな病気は一度もしたことがありません。
入院はしていますが、軽い脳梗塞と胆石だけです。
それに比べ、母は若いころから病気がちで、30代で大腸の大きな手術をしましたし、その後も頚椎を含めて2度の手術を経験しています。
大腸の手術は、当時はがん告知を本人にしなかった時代なので、母は癌ではないと言っていますが、手術後5年、10年と、まだ生きているかどうかを尋ねる手紙が届くくらいですから、私はきっと癌だったのだろうと思います。
私はまだ子供だったので、記憶があまりないのですが、祖母や父が、医師にもしかしたら助からないかもと言われ、かなり深刻だったようです。
でも今もまだ元気に生きていてくれて本当によかったと思います。
母も私も運がよかったのだと思います。
私ももっと強くならねばいけません。
母ももういい年です。いつかは別れの時が来ます。そのあと私はどうやって生きていくのか、考えただけで恐ろしくなります。
それではまた。