50代セミリタイアで投資生活

50代無職、独身男のセミリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。

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インデックス投資に債券クラスが必要ない理由

こんにちは、まるぞーです。

 

今日図書館でたまたま見つけた本を読んでいたら、山崎元さん以外の人で、はじめて、インデックス投資日本株と先進国株(外国株)だけでよいという人に出会いました。

 

北村慶さんの、「大人の投資入門」という本です。

 

この本の面白かった点は、投資を私的年金ととらえ、公的年金であるGPIFの運用と比較しているところです。

 

まず最初に、GPIFの運用を詳しく説明したうえで、公的年金だけでは、これからの世代は老後資金が不足するので、それを補うために投資によって、私的年金を作りましょうというのがこの本の趣旨です。

 

そこでGPIFの運用を見ると、国内債券への投資割合が極めて高く、株式への割合が少ない、しかも世界的に見ても日本は債券への投資割合が極めて高く、「極端な安全運転」運用となっているとのことです。

 

ですから、それを補う私的運用は株式クラスのみでよい。債券、特に国債への投資は間接的にGPIFを通して、国民すべてがすでにしていることになるというのがその理由です。

 

これはなるほどと思いました。また、日本株と外国株の割合を1:1とするのは、あまり強調されてはいませんでしたが、おそらくは山崎元さんとほぼ同じ理由だと思います。

 

これは少し前(2008年)に書かれた本ですが、各資産クラスの期待リターンは今より高くなっており、特に債券クラスの期待リターンはかなり高いです。

 

それでも日本株と、外国株の期待リターンは大体同じくらい(やや外国株のほうが高い)で、リスクも同程度、となるとリスクの分散の観点から、両方を同じ割合で持つというのが大体の理由のようです。

 

私も債券を持たないことには、最近ようやく納得して、アセットアロケーションを組み替えたところですが、まだ未練があって、8資産バランスだけ残しています。

 

そしてさらに株式だけを考えた場合でも、新興国株はどうするのかというのが、現在の最大の問題です。

 

現在のところ私のポートフォリオでは、新興国株は10%となっていますが、それでよいのか少ないのか、まだ迷っている最中です。

 

結局いつまでたっても答えは出ず、正解が何かというのは、時間がたって結果が出るまで誰にもわかりませんので、迷いながらやっていきます。

 

でも山崎さんの主張にだんだん近づいていることだけは確かです。

 

インデックス投資はほったらかしでよいと言われますが、ほったらかしにできるのはまだまだ先になりそうです。

 

それではまた。

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