母の手術が終わりました
こんにちは、まるぞーです。
昨日の続きです。金曜日のことを書きます。
木曜日に手術説明を聞き、同意書にサインしてきた翌日の朝です。
17日金曜日、朝の7時半に私の携帯が鳴りました。
もう眼は覚めていましたが、まだ布団の中にいました。
びっくりして電話に出ると、母親の入院先の病院の主治医からでした。
まさか母の容態が急変でもしたのかと思い、心臓がバクバクしました。
先生の話は、今日の手術予定にキャンセルが出たので、急遽母の手術をやってもよいかというものでした。
もともとキャンセルが出たらいつでも手術ができるようにと、早めの入院をしていたのですが、まさか手術前の検査をして、同意書にサインした翌日の朝に、いきなり今日手術とは思ってもみませんでした。
私は動揺してどうしたらいいかわからず、とりあえず何時からですかと聞いたら、10時からだと言われました。
「ご家族の方来られますか、無理ですよね。」と言われましたが、「私ならいけますけど。」と答えました。
「じゃあ手術やりますか。」と言われたので、即答できず、「ちょっと待ってください、父に聞いてきます。」と言って、父に聞きに行きました。
先生はこれから本人に聞きに行くと言って、電話は切らないでそのままにしておくようにと言われました。
父はまだ寝ていました。
私は父を起こし、事情を話し、手術をしてもいいかどうか聞きました。
父は本人が良ければいいんじゃないかということだったので、私は先生にお願いしますと伝えました。
母親本人も承諾したということだったので、10時から手術をすることになりました。
病院に9時半に来てくださいと言われたので、急いで朝ご飯を食べ、父にも支度をするように言いました。
本当ならまだ2週間近く後の予定だったのに、急なことでびっくりしましたが、どうせやらなければいけないことなので、早くやればその分退院が早くなると思い、これはラッキーだったんだと思いました。
急いで支度をし、父も準備ができたので、時間より早く父を乗せて、車で病院へ向かいました。
母親はもう手術着に着替えさせられていて、私と父が着くと、看護師が来て、着々と手術の準備が進められていました。
10時少し前に、ストレッチャーが来て、それに乗せられて母は手術室へ向かいました。
私と父も一緒にエレベーターへ乗って、手術室の扉の前までついていきました。
そこで手を振って母とは別れ、病室へ戻りました。
手術は2時間、私と父はただ待つしかありません。
私は缶コーヒーを飲んで、少し落ち着こうとしました。
父とはほとんど会話もなく、黙って時間が過ぎるのを待ちました。
途中、ややウトウトすることもありましたが、それでも緊張していて、心配でたまりませんでした。
時間が過ぎるのがとても長く感じました。
12時間20分ぐらいに看護師が来て、手術が終わりましたと告げられましたが、12を過ぎたころから、まだかまだかと待ち遠しく、不安が増してきました。
終わったと聞いてほっとしましたが、病室で待っていると母親が運ばれてきて、鼻や腕や、体に管がいっぱい刺さっていて、何だか死んでしまいそうで怖くなりました。
また麻酔で眠っているのかと思っていたら、看護師さんが母の名を読んで、手を動かしたり足を動かしたりするように促していました。
病室に入り、ずっと母親の傍らで母を見守りました。
看護師は、もう意識はありますから話しかけても大丈夫ですと言われましたが、まだ眠っていて、呼吸が苦しそうです。
その後まもなくして先生が来て、手術の説明を受けました。どうやら手術は無事成功に終わったようです。
その後1時間以上して母はやっとしゃべれるようになりましたが、まだか細い声で、体を動かすことはできません。
痛いかと聞くと、痛くないと言いました。
夕方まで父と一緒にいましたが、居てもどうしようもないので、父がもう帰ろうかというので、父を連れて病院を後にしました。
とにかく手術が無事に終わってよかったと、ほっとしました。
あとは母親が無事回復してくれることを祈るのみです。
まだまだ心配で不安がいっぱいですが、とりあえずは家に帰りました。
さすがに私もぐったりと疲れました。
父は何も言いませんが、父も同じく心配だったはずです。
それではまた。