中高年の引きこもり
こんにちは、まるぞーです。
たまたまmsnニュースで見つけた記事が、まさに私のことをズバリ言っていると思い、目を丸くしましたので紹介します。
この中で、まさに今の私を言い当てていると思った個所を、引用してみます。
また、職場では、面倒な仕事を押しつけられても文句のひとつも言わずに黙々と仕事をこなす「都合のいい人」にされてしまいがちです。これでは仕事の量は増えるばかりで、やがて許容量を超えた時点で、心身ともに疲れはてて会社を辞めざるをえなくなり、そして、退職後にひきこもってしまうケースも見受けられます。
まさに私はそうでしたね。
さらに、
私の体感ではさらに、まじめでやさしく、繊細で、敏感で、空気を読むことに長けていて、子どもの頃に親の顔色をうかがってきた方が非常に多いと感じます。このような人たちはともすれば、親に反抗することもないまま、社会の規範に逆らうこともない従順な「いい子」に育ちがちで、そして、この「いい子」であること自体が、ひきこもりのリスク要因となるのです。なぜなら、自分の心を押し殺して、親の意向に従ってばかりいる「いい子」を続けているうちに、多くの場合、自分が何をしたいのか、何が好きで、何が嫌いなのか、つまり「自分の欲求」がわからなくなるからです。
だそうです。私も親にNOと言えない性格ですし、職場でもNOと言えずに、まさに上司の意向に従って、自分を押し殺してきました。
そして今、まさに「自分の欲求」がわからなくなっています。
そして、
いずれにしろ、中高年の人が会社を辞めると、新しい職をみつけることは至難の業で、東京や大阪などの都市部でさえ、再就職先をみつけることがむずかしくなるのです。最初のうちは、それまでのキャリアで培った自分のスキルを少しは活かせるような職場を望んでいた人も、不採用通知の山を見ると、高望みはできないことを思い知るようになるのでしょう。食べていくために非正規やアルバイトで手を打つ方もいるわけです。
しかし、たとえばアルバイトとしてコンビニやラーメン店などで働きはじめたとします。そこにはたいてい年下の上司がいます。20代の上司が、40代、50代の部下にえらそうに命令したり、怒鳴りつけているのを飲食店やコンビニなどで見たことがある方もいるかもしれません。中高年の部下は自分を必死で抑えているのでしょう、頭を下げ続けていたりするのです。ボロボロに傷つけられた心を抱えて働きつづけることにも、限界があります。
まさにそうなんです。これを読むと、アルバイトを始めるのも嫌になってきました。
ますます働きたくなくなります。
そして、
このように、ようやくみつけた非正規やアルバイトも苦痛になってしまったら、立ち直ってまた新しい職を探すのは、容易なことではありません。また、無職の状態では体裁も悪く感じられ、友だちとも会いたくないでしょう。
問題はこのような過程で孤立に追い込まれ、以前は自分のなかにあった自己肯定感も社会に認められている感覚も両方を削られていき、アイデンティティが完全に崩壊してしまうことだと思います。つまり、パート先で年下の上司に小突かれつづけたり、何度も面接で落とされたりしているうちに、「自分は自分でいい」という自己肯定感は低下していきます。しかも、無職になってしまったことで、「そんな自分でいいと社会に認められている」という確信は当然のこととして、徐々にゼロに近い状態に陥るでしょう。
自己肯定感も、社会的に認められている感覚も両方を失い、生きるための「土台」であるアイデンティティが崩壊してしまったとき、人は絶望し、ひきこもらざるをえないのだと思います。
まさに私のたどってきた道、そして現在の私です。
おまけに私はうつ病になってしまいましたから、もう希望はないですね。
でもこれを読むと、世の中には私と同じような境遇の人が、結構いるんだなあということがわかります。
大変な世の中ですね。でも自分ひとりじゃないと思うだけで、少し救われた気がします。
今までは自分が悪いんだと自分を責めてきましたが、もうこれは仕方がないことなんだと思っていくことにします。
それではまた。